終助詞とは 助詞は、その代表的なものに「てにをは」があり、その機能は、他の語との関係を示したり、語に一定の意味を添えたりします。 終助詞は、助詞の種類のひとつであり、文の終わりに付いて、その文に一定の意味を添える働きがあります。 古文の終助詞の代表的なものには、「ばや・しか・てしか(てしが)・てしかな(てしがな)・にしか(にしが)・にしかな(にしがな)・なむ(なん)・もが・もがな・がな・な・そ・か・かな・かし」があります。 今回は、終助詞の「しか(しが)」「てしか(てしが)・てしかな(てしがな)...
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接続助詞とは 助詞は、その代表的なものに「てにをは」があり、その機能は、他の語との関係を示したり、語に一定の意味を添えたりします。 接続助詞は、助詞の種類のひとつであり、前の語句を後ろの語句に接続し、前後の語句の意味上の関係を示す働きがあります。 古文の接続助詞の代表的なものには、「ば・と・とも・ど・ども・が・に・を・て・して・で・つつ・ながら・ものの・ものを・ものから・ものゆゑ」があります。 今回は、接続助詞の「ば」について解説します。 接続助詞「ば」について 接続助詞の「ば」は、直前にくる言...
このページでは古文単語の『副詞』に関するテストが可能です。 現代語訳をもとに該当する古文単語を答えるテストです。 以下に、問題(解答付き)を並べていますので是非チャレンジしてください! 古文の副詞 問題1~10 副詞についての問題(解答付き)です。 答え(クリック)をクリック(タップ)すると答えを見ることが可能です。 問題 1 Q. 次の現代語訳を持つ古文単語を答えなさい。 【現代語訳】①たいそう。非常に。②まったく。ほんとうに。 (【解説】程度がはなはだしいことを表す。) 答え(クリック) い...
古文の副詞について紹介します。 古文単語の学習について 古文のことばは現代のことばに通じているので、語感を学ぶことで言語感覚が豊かになります。 そして、ことばの感覚を磨くことがコミュニケーションの上達や文章表現力の向上など、基本的な国語力を伸ばす力になります。 国語力が伸びれば、社会生活を豊かに送れることが期待できます。 古文単語の習得は、暗記という無駄な作業をしているというネガティブな思考で取り組むのではなく、人間力向上につながるというようなポジティブな態度で臨めると良いです。頑張りましょう。...
終助詞とは 助詞は、その代表的なものに「てにをは」があり、その機能は、他の語との関係を示したり、語に一定の意味を添えたりします。 終助詞は、助詞の種類のひとつであり、文の終わりに付いて、その文に一定の意味を添える働きがあります。 古文の終助詞の代表的なものには、「ばや・てしが・てしがな・にしが・にしがな・なむ(なん)・もが・もがな・がな・な・そ・か・かな・かし」があります。 今回は、終助詞の「ばや」について解説します。 終助詞「ばや」について 終助詞「ばや」は、接続助詞「ば」に係助詞「や」が付い...
漢文の仮定の表現について説明します。 仮定形とは 仮定とは、「もし~ならば」など実際にそうではないこと、まだそうなっていないことを仮に想定して言うことです。 仮定形には、順接仮定条件と逆接仮定条件というものがあります。 順接仮定条件とは、仮に想定した条件に対して、予想される結果が導かれる場合を言います。 逆接仮定条件とは、仮に想定した条件に対して、予想される結果が現れないことを言います。 訓読の際に、順接仮定条件の場合には、条件の部分の文末に接続助詞の「バ」を置き、逆接仮定条件の場合には、条件の...
漢文の句法(句形)のうち、反語形について説明します。 反語形とは 反語形は、話し手が心の中で、ある事柄に対する確信をもっていながら、疑問の形式で相手に問いかけたり、自問自答したりして、その確信をいっそう強めて表現する用法です。 反語形には、文末に疑問の助字を使う場合、疑問詞を使う場合、両方を使う場合の3通りがあります。 ・疑問形と反語形の違い 疑問形と反語形は同じ疑問詞を使って表現する場合がほとんどです。 疑問形は文末が連体形または「や・か」になりますが、反語形の場合、文末に用言や助動詞の未然形...
漢文の句法(句形)のうち、疑問形について説明します。 疑問形とは 疑問形は、相手に質問をしたり、自分に問いかけをしたりする場合に用いられる形です。 疑問形には、文末に疑問の助字を使う場合、疑問詞を使う場合、両方を使う場合の3通りがあります。 疑問形ー疑問を表す助字を使う 疑問を表す助字『乎』 ・読み方は「~か」「~や」 (体言・連体形に接続する場合は「か」 / 終止形に接続する場合は「や」と読む) ・訳し方は「~か」 となります。 『乎』は文末に置いて疑問を表します。『乎』の他に「哉」「也」「与...
置き字とは 漢文の置き字について説明します。 漢文を中国語で読むときにはすべての字を読んでいきますが、漢文を訓読(日本語を用いて訳読)する場合に読まない字があります。この読まない字は置き字と呼ばれます。 置き字は、訓読の際に読まない字ですが、文法的な機能を持っています。 文中で、語句と語句の関係を示したり、文末に置いて断定・完了・疑問などの意味を示したりする字のことを助字といいます。 この助字のうち、「也(なり)」や「邪(や・か)」などは訓読の際に読まれますが、一方で『而』『於』『于』などのよう...
当サイト運営者の私は古典(古文・漢文)の分かりやすい解説を研究しており、日々古典に関する様々な書籍を読んでおります。 現在は受験にビジネスが絡んだことにより、膨大な数の書籍が溢れかえり、学習者にとっては選択肢が多すぎてどの書籍を読めばよいのか分からないという現状があります。 今回の投稿では、私がこれまで読み終えた書籍について簡単に紹介させていただき、書籍購入に迷われている方への少しでも参考になればと思います。 基本的に厳しい評価をしています。私のお勧め度50以上が個人的に購入をお勧めできる品にな...
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